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2023.12.01

2年連続で早稲田大学×AMHAがコラボ!早稲田祭2023でプラダンが活用されました!

昨年もコラボさせていただいた早稲田大学の学園祭運営スタッフの皆さんから、なんと、今年も備品協賛のお声掛けをいただきました!担当窓口の学生さんとの再会を喜びつつ、ひときわ磨きがかかったプレゼン内容に思わず感激!私たちAMHAスタッフの予想を超えた企画をご提示いただき、開催前からワクワクが止まりませんでした。

昨年までは、新型コロナウイルス感染症の影響により、飲食屋台やイベントの縮小など様々な制限があったとのこと。しかし今年は制限が解除され、日本最大級の学園祭が4年ぶりに完全復活!当日の活気ある様子とともに、AMHAのプラダンがどのように使われたのかご紹介します!

仕込み力とチームワークが際立つ事前準備

早稲田大学の学園祭が開催されるのは、2023年11月4日(土)と5(日)。
準備はその前から始まっています。

今回の早稲田祭2023のキャッチコピーは「ユメヒビケ」。
「早稲田祭2023はユメが咲き誇る祭であってほしい。 今と向き合い、ユメを懸命に追い続ける人々の晴れ舞台であってほしい。」そして「この祭は、早大生の持つユメが、早稲田を彩る2日間。 そしてこの瞬間が、早稲田祭2023に携わる全ての人の新たな“はじまり”のきっかけになりますように。」という願いが込められているそうです。

今年もAMHAのプラダンが装飾として使われるとのこと。どのような仕上がりになるのか、準備段階からおじゃまさせていただきました。

また、複数のエリアでプラダン以外の装飾も施さなくてはならない中、限られた人員でミスなく当日に間に合わせるのは社会人の我々でも容易ではありません!その秘訣についてもお話を伺いました。

担当者の方々によると、下記を軸とした仕組みづくりがチーム活動の基盤になっているそうです。

・前の世代から継承された運営マニュアルを順守、都度最適化
・マンパワーの不足を補う先輩方の気配り
・チーム内での報連相を徹底化

「日本最大級かつ歴史がある学園祭」というブランド力を維持できている理由の一端が、早速見えてきた気がします。

前回の反省を生かして装飾をパワーアップ

今年も昨年と同様に、AMHAのプラダンが屋内外の階段の蹴込み板部分と早稲田大学近くにある「どらま館」の外壁を彩ることになりました。
各エリアを担当の志賀さん(左)と木谷さん(右)にご案内いただきました。

階段の蹴込み板部分

現地に到着すると、箒と塵取りを手に、階段を念入りに掃除する学生さんたちの姿が!その気合の入った仕事ぶりについて何気なく尋ねてみると、驚きの回答が返ってきました。

実は、昨年の開催期間中に、一部の階段装飾が剥がれてきてしまったそうです。チーム内で原因解明をしたところ、階段表面に残った土埃のせいで養生テープの粘着力が落ちたのではないかという仮説にたどり着いたとのこと。そこで、今年は養生テープ貼り付け前に掃き掃除を徹底するようにしたのだと教えていただきました。

前回の反省点を生かした剥がれ対策だったとは……PDCAをしっかり回して改善に繋げる様子に、ただただ脱帽するばかりでした。

また、強靭なチーム力が故の作業スピードにも驚かされました。全体のバランスをディレクションする先輩のもと、速やかに設置、微調整、そして次の段へ。30分もしないうちに5〜6段分の装飾が貼り付けられ、その後もあっという間に設置が進んでいきました。

仕上がりはこちらです!

さらに屋内の階段にも装飾が!屋外よりも人通りが少ない場所とはいえ、こちらも大切な会場装飾の一部。接着部分の強化と表面に透明テープを貼ることで発色や反射レベルをしっかり調整しています。

装飾作りにはトラブルも付き物。どんなに気を付けていても、着色ミスや裁断ミスは起こってしまうものです。そんな時には、進捗が順調なメンバーがヘルプに入って各パートの遅延をカバーする仕組みができているとのこと。手持ち無沙汰なメンバーが生まれない、まさに無駄のない組織作りですね。

「どらま館」

こちらの装飾にも試行錯誤のドラマがありました!
昨年は全て3mm厚プラダンだけで作成したところ、風などで所々折れてしまったそうです。
今年はその反省点を踏まえて、表面には色を塗った発泡素材を使用し、裏面には3mm厚プラダンを貼り付けて補強。さらに、パーツ同士の繋ぎ目・紐通し部分には3mm厚プラダンと4mm厚プラダンを重ねて貼り付け、強度を上げたとのこと。
高所への設置のため、取り付け作業は脚立を使って行われました。安全に十分配慮しながらの難しい作業ですが、「強度がある分、去年よりも取り回しやすかった」との嬉しいお言葉を頂きました。

この「どらま館」は、早稲田駅から続く商店街のひと区画にあります。辺り一帯で印象的だったのは、地域の方々とすれ違うたびにしっかりと挨拶される学生さんの姿、そして「がんばってね!」と労いの言葉をかけてくださる地域の方々の姿でした。地域ぐるみでの応援と協力のもと成立している早稲田祭。我々の製品もその一部となっているのだと、改めて光栄に感じた瞬間でした。

早稲田祭2023当日!運営スタッフのお二人にお話を伺いました

さて、早稲田祭2023当日です。
駅から大隈講堂へ近づいて行くにつれ、人!人!人っ!の大盛況!
来場者数は2日間で述べ20万人!
昨年と比較して大幅に増えた飲食屋台は85店舗、各々に人だかりができていました。それもそのはず、焼きそば・焼き鳥・餃子・タピオカ・大学芋アイスなどなど、「しょっぱい系」「甘い系」と両者フルスタックなラインナップに大勢の方々が集まらないわけがない!四方八方から美味しそうな匂いが漂ってきます。
五感で楽しめるイベントや出店の誘惑を受けながらも、運営スタッフの佐野さんと貞森さんに、大規模な文化祭を円滑に運営する秘訣を再度お伺いしました。

お二人が所属しているのは渉外局。どの局でも共通しているのは、先輩からの引き継ぎを徹底し、そこで受け継いだマニュアルを軸に運営方針や企画を立てることだそうです。具体的には、各局へ配属された直後から、講義の合間の時間に外部の方への名刺の渡し方やメールでのやり取りなどを含むマナー研修を実施しているとのこと。また、後輩(1年生)の育成と同時に、チーム内のコミュニケーションを円滑に取れるようSNSでフォローし合ったり食事に行ったりと、先輩方が潤滑油になっているケースも多いのだとか。

何か月も前から地道に積み重ねてきた努力が学園祭で咲き誇る様子は、まさに「ユメヒビケ」のコンセプトそのもの。我々スタッフも原点回帰した気持ちに浸りながら、キャンパスを後にしました。「携わる全ての人の新たな“はじまり”のきっかけになりますように」という早大生の皆さんのユメ、しっかり届きましたよ!

早稲田祭の準備と学業とのマルチタスクを学生の頃から卒なくこなしている運営スタッフの皆さん。また来年もお目にかかれますのを楽しみにしております!

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