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プラダン

2023.10.27

実はとってもエコ素材!プラダンでサステナブルな社会づくりに貢献!

梱包箱や養生材などとして私たちの身の回りで活躍しているプラスチックダンボール(通称プラダン)。
軽さと丈夫さが主な魅力ですが、SDGsという観点でもメリットが盛り沢山!実はとっても環境にやさしい製品なんです。

「会社のSDGs活動の一環でエコな素材を探している」「紙製の箱からプラダンケースに切り替えると環境に悪影響が出ないか心配」などといったお悩みをお持ちの皆様にも安心してプラダンをお使いいただけるよう、プラダンのSDGs的メリットを一つずつ解説していきます!

SDGsとは?

SDGs(持続可能な開発目標)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のために国連で採択された、2030年を年限とする17の国際目標です。豊かさを追求しながら地球環境を守り、そして「誰一人取り残さない」ことを強調し、人々が人間らしく暮らしていくための社会的基盤を築くことが求められています。

プラダンとSDGs

SDGsには、気候変動対策や経済発展などを掲げた17の目標カテゴリーがあります。このうち、プラダンが目標達成に貢献できる項目をご紹介いたします。

3.すべての人に健康と福祉を

すべての人に健康と福祉を

プラダンはクリーンルームで使われることもある衛生的な素材です。紙ダンボールや木箱とは異なり、紙粉や木屑が発生せず、虫食いの心配もありません。
また、プラダンの吸水性は0.03%と極めて低くほとんど水分が浸み込まないので、表面を乾かして使用する限り、多湿環境を好む害虫やカビが比較的発生しにくく、それらによって引き起こされる喘息やアレルギー症状などの健康被害を抑えられます。

5.ジェンダー平等を実現しよう

ジェンダー平等を実現しよう

プラダンは中空構造になっているため、同じサイズ・同じ厚みで中身の詰まった板材と比べると非常に軽いです。軽量性に優れるプラダンで作ったケースは荷物を運ぶ作業員の負担軽減にもつながり、力に自信がない女性でも作業現場で活躍する機会を増やせます。

6.安全な水とトイレを世界中に

安全な水とトイレを世界中に

通常、素材の製造やリサイクルには大量の工業用水が使用されます。それはプラダンも例外ではありません。
ですが、プラダンは耐久性に優れているため何十回ものリユースが可能で、次の製造・リサイクルまでの間隔を広げることができるのです。
長く使い続けられるプラダンは、水資源の消費量削減に貢献します。

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

エネルギーをみんなに そしてクリーンに

プラダンの原料のポリプロピレンは、燃焼時の熱効率に優れています。ポリプロピレンは通常、身の回りのプラスチック部品や雑貨等にリサイクルされますが、最終的には熱エネルギーという形で再利用(サーマルリサイクル)することも可能です。
製品としては使わなくなっても、ただ焼却処分になるのではなく、エネルギーとして最後まで無駄なく使えるのです。

11.住み続けられるまちづくりを

住み続けられるまちづくりを

プラダンの原料のポリプロピレンは単一のプラスチックなので、完全燃焼させた際に発生するのは二酸化炭素・水・熱だけです。
焼却処理またはサーマルリサイクルの際に、ダイオキシンなどの有害物質を理論上発生させないので、環境への悪影響を軽減できます。

12.つくる責任 つかう責任

つくる責任 つかう責任

プラダンケースは、使いやすさを考慮したカスタマイズが可能です。
内容物に合わせたサイズで製作したり、オプションで面ファスナーやベルトを取り付けたりすることで、使い捨ての空気緩衝材やテープといったゴミの排出量を抑えられます。

13.気候変動に具体的な対策を

気候変動に具体的な対策を

紙ダンボールからプラダンへの切り替えで、製造時にかかるCO2排出量を80%も削減することが可能です。
(平均値として計30回の繰り返し利用、紙ダンボールは3回ごとに交換する想定)

通い箱として紙ダンボールの箱を繰り返し使おうとしても、重量物の梱包やテープの貼り剥がしをしている間に次第に傷んでいき、3往復させ終わった頃には心もとない強度になってしまいます。その一方で、プラダンケースは耐久性に優れているため、紙ダンボールの10倍以上長持ちします。

紙ダンボール箱1kgの製造にかかるCO2排出量は約1.2352kg、プラダンケース1kgの製造にかかるCO2排出量は約2.0787kgです。
箱の素材として採用されるプラダンの重さは基本的に紙ダンボールの約1.2倍なので、1kgのプラダンケースと同サイズの紙ダンボール箱の製造にかかるCO2排出量は約1.029kgとなります。
平均値として30回の繰り返し利用時、紙ダンボール箱は1個につき使用上限3回で10回買い直し、プラダンケースは買い直しなしと想定すると、重さ1kgの素材別の箱をそれぞれ30回使用する間にかかる製造時CO2排出量は、紙ダンボールで約10.29kg、プラダンで約2.0787kgと算出できます。

つまり、実際の使用回数換算だと、プラダンの製造にかかるCO2排出量は紙ダンボールの約20%、削減効果は80%となります。
ちなみに、バイオエコプラダンだと81%、エコリアルボードだと91%もの削減効果があります。

まとめ

今やAMHAでもすっかりお馴染みになったプラダン。そんなプラダンのサステナビリティを引き出すには、軽さと丈夫さが重宝されるシーンで繰り返し使用することが大切です。
プラダンを使って、できることから一歩ずつ、AMHAと一緒に持続可能な社会作りを目指していきましょう!

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