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プラダン

2022.12.15

プラダンで窓まわりをDIY!部屋の断熱効果をアップさせよう

プラダンDIYで窓に工夫を加えると、部屋の寒さを軽減できます。やり方は3種類あり、どれもとても簡単です。

不器用さんでも、DIY初心者さんでも大丈夫!プラダンDIYで、快適な冬を過ごしましょう。

部屋の熱の半分以上は窓から抜ける

「暖房をつけているのに、暖まるまでに時間がかかる」

「夏は部屋が暑すぎる」

部屋の熱効率が悪いのは、屋根や壁の断熱材不足やドアの隙間風など、さまざまな理由があります。

中でも窓は、熱効率を下げる大きな原因です。部屋に滞留する熱の半分以上が、窓から出入りしているとされています。

窓メーカーのYKK AP株式会社が発表した内容によると、夏は熱の74%が窓から、冬は熱の50%が窓から抜けていくのだそうです。

【算出条件】
●使用ソフト:AE-Sim/Heat(建築の温熱環境シミュレーションプログラム)/(株)建築環境ソリューションズ●気象データ:「拡張アメダス気象データ」2010年版 標準年/(一社)日本建築学会 ●住宅モデル:2階建て/延床面積 120.08㎡/開口部面積 32.2㎡(4~8地域)「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」標準住戸のプラン●躯体:平成28年省エネルギー基準レベル相当 ●窓種:アルミサッシ(複層ガラス(A8未満))●環境条件: 冬:外気温:2.6℃、室温:20℃ 2月14日 5〜6時(日平均外気温最低日)、東京 夏:外気温:34.8℃、室温:27℃ 8月5日 14〜15時 (日平均外気温最大日)、東京

画像引用元:YKK AP株式会社 公式サイト「新商品WEB展示会PRODUCTS PARK2022」より

窓の断熱性が上がれば光熱費もダウン!

窓の断熱性が上がれば、寒さ・暑さを防げるだけでなく、冷暖房効率もアップします。

お風呂の窓の断熱性を高めれば、湯船が冷めるスピードも下がり、おいだきの回数が減らせます。その結果、ガス代の節約にも繋がるでしょう。

つまり窓の断熱性の向上は、寒さ・暑さ対策&光熱費削減と、一石二鳥のうれしい効果を得られるのです。

窓の断熱性アップにはプラダンが効果的!

窓の断熱性を上げるのに、プラダンが役立ちます。

プラダンとは、プラスチック段ボールの略称で、ポリプロピレンという種類のプラスチックから作られた板材です。ポリプロピレンの熱伝導率は0.17〜0.19W/mKで、熱伝導率0.55〜0.75W/mKの窓ガラスに比べると約3倍〜4倍の断熱性があります。

また、プラダンの構造は紙の段ボールに似て、ストローを何個も並べてくっつけたような中空構造になっています。この中空構造部分には空気の層ができているのですが、空気もまた熱伝導率0.024W/mKと極めて熱を通しにくい特性を持っています。

このように、素材自体の断熱性と中空構造を合わせ持ったプラダンは、とても優秀な断熱材。窓周りの冷たい空気と部屋の空気が触れないように盾となり、部屋の断熱効果を高めてくれます。

窓の断熱性アップ!プラダンDIYのやり方

断熱性アップに効果的なプラダンを使って、窓周りにDIYを加えてみましょう!

窓の断熱性向上に効果的なプラダンDIYは、次の3つです。

  • プラダンで二重窓を作る
  • 窓とカーテンの間に立てかける
  • 窓に直接貼り付ける

1つずつ、やり方を簡単に解説します。

プラダンで二重窓を作ろう

左右に開け閉めできる引き違い窓をプラダンで作り、今の窓を二重窓にする方法です。

 

【必要な材料】

  • プラダン
  • 窓枠用プラスチックレール
  • 剥がせる両面テープ

 

まずは窓枠用のプラスチックレールを、窓枠の幅に合わせてカットします。

カットしたプラスチックレールは、剥がせる両面テープを使って窓枠の上下にぺたり。

その後、プラダンを「幅:窓枠+3cm、高さ:窓枠-3mm」のサイズにカットします。

上記サイズでできたプラダンを、さらに2枚にカットします。

2枚のプラダンを少したわめながら上下のレールにはめ込めば、引き違い窓が9割完成です。

最後に、窓枠の左右にもプラスチックレールを貼りましょう。これで隙間がなくなり、断熱の機能性が高まります。

プラダンで二重窓をDIYする場合のポイント!

プラスチックレールは種類がありますが、基本的に「ヨ」の形をしたものであればOKです。手前と奥側にプラダンを差し込めば、引き違い窓ができます。

ただし溝のサイズには注意をしましょう。溝が細いタイプを選んでしまうと、プラダンの厚さによっては、はめ込みができません。

プラダンの厚み+1.5mm以上の溝サイズの製品を選ぶと、開閉がスムーズです。

プラスチックレールはホームセンターやインターネットで購入できます。任意のサイズを探してみましょう。

もっと手軽に!窓とカーテンの間に立てかける

「プラダンで二重窓を作るのは手間がかかる」と考える方は、窓とカーテンの間にプラダンを立てかけるDIYがおすすめです。

 

【必要な材料】

  • プラダン
  • (必要であれば)剥がせる両面テープ

 

そのまま立てかけただけでは倒れてきてしまうため、プラダンを窓枠に合わせて「コの字型」にカットしましょう。

まずは窓枠の高さ・横幅・奥行きの3方向を測ります。

窓枠を測ったら、「幅:窓枠横幅+奥行き、高さ:窓枠の高さ」のサイズでプラダンをカット。

カットをしたら、奥行き部分に印をつけてプラダンを折ります。

この際、カッターでプラダンの皮一枚を残すようにカットすると、折り曲げやすくなりますよ。

あとは窓枠にはめ込めば完成です。倒れてきてしまう場合には、プラ段の折り曲げた部分に剥がせるタイプの両面テープを貼り、固定しましょう。

もっともっと手軽に!プラダンを窓に直接貼り付ける

さらに簡単にプラダンDIYで窓断熱を実現したい方は、窓に直接貼り付けてしまうのもひとつの手です。

 

【必要な材料】

  • プラダン
  • 剥がせる両面テープ

窓枠のガラス部分に合わせてプラダンをカットし、両面テープで貼り付けるだけで完成です。

引き違い窓の場合は、なるべく厚みがないプラダンを選ばないと窓の開閉ができなくなるので、注意しましょう。

また、プラダンが浮いてこないように、粘着テープは多めに貼るのがコツです。

プラダンDIYで大切なのはカットの工程

プラダンDIYで大切なのは、カットの工程です。サイズをしっかり測っても、カットが曲がっていたりズレていたりすれば、冷気が入り込んでしまうかもしれません。

可能であれば、カットを済ませた状態の製品を購入するのがおすすめです。

AMHAの「すぐラクプラダン」では、プラダンシートのミリ単位でのオーダーメイドが可能です。色の種類も豊富なため、ぜひ、プラダンの窓断熱DIYにお役立てください。

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まとめ

プラダンのDIYで、窓の断熱性を高められます。エアコンの効率を上げたい方や家の寒さを軽減したい方におすすめです。

基本の工程はカットだけ! 扱いの難しい工具も必要ありません。

DIY初心者の方でもチャレンジしやすいため、ぜひ、参考にしてください。

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